定期予防接種(中野)
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診療内容 小児科
子どもの頃に発症する気管支喘息を「小児喘息」といいます。子どもは体が発達の途中にあるため、治療法や日常生活での注意点が大人の喘息とは少し異なります。まだ症状をうまく言葉で伝えられない年齢のお子さまでは、保護者など周りの大人が注意深く観察し、早い段階で対処してあげることが大切です。ここでは、小児喘息の原因・症状・検査・治療法について、保護者の方に知っておいていただきたい知識を詳しく解説します。
呼吸をするときの空気の通り道(気道)が慢性的に炎症を起こして狭くなり、呼吸が苦しくなる病気が気管支喘息です。このうち、子どもの時期に発症するものが小児喘息にあたります。乳幼児期に発症が多く、特に就学前に多くみられます。思春期にかけて症状が軽快することが多いですが、約2-3割の方は成人後も喘息の治療が必要になるといわれています。
小児喘息の多くは、特定のアレルゲンに対するアレルギー反応が引き金になって起こります。代表的なアレルゲンには以下のようなものがあります。
| アレルゲンの種類 | 具体例 |
| 室内アレルゲン | ハウスダスト、ダニ、カビ、ペットの毛やフケ |
| 室外アレルゲン | 花粉(スギ、ヒノキなど) |
| 非アレルギー性の誘因 | 運動、天候の変化、タバコの煙、風邪などの感染症 |
お子さまのアレルゲンが何であるかを知り、それをできる限り避けることが、発作予防の第一歩となります。
小さなお子さまは症状をうまく伝えられないことが多いため、保護者の方の観察がとても重要です。以下のような症状が見られた場合は、小児喘息の可能性があります。
これらの症状が見られた場合は、強い喘息発作が起きている可能性がありますので、速やかに医療機関を受診してください。
小児喘息の診断には、症状の経過を確認するとともに、いくつかの検査を組み合わせて行います。
小児喘息の治療は大きく2つに分かれます。発作が起きないようにする「予防(長期管理)」の治療と、発作が起きたときにそれを鎮める「発作時」の治療です。
小児喘息の治療は、症状の頻度や強さによって4段階のステップに分かれています。また、5歳以下か6歳以上かによっても使用する薬が異なります。主治医がお子さまの状態を見ながら最適な治療内容を決めていきますので、定期的な通院が重要です。
薬による治療に加えて、アレルゲンをできる限り取り除く環境づくりも大切です。以下のような取り組みを心がけましょう。
小児喘息の最終的な治療目標は、子どものうちに喘息をしっかりコントロールし、大人の喘息に持ち越さないことです。まずは「薬を使っていれば発作が起きない」状態を目指しましょう。症状がない時期でも気道の炎症は続いていますので、調子が良いからといって自己判断で薬を中止することは避け、医師の指示に従って毎日の治療を継続することが大切です。
お子さまが入園する際は、喘息があることを先生にしっかり伝えておきましょう。普段の生活で配慮してほしいこと、発作が起きた時の対処法、緊急連絡先についても事前に相談しておくことが大切です。言葉で伝えられる年齢のお子さまには、苦しくなったら我慢せずに先生に伝えるよう日頃から言い聞かせておきましょう。
お子さまの咳がなかなか治らない、ゼイゼイという呼吸が気になるなど、喘息が心配な方はお気軽にクリニックプラスへご相談ください。丁寧な問診・診察に加え、血液検査によるアレルゲンの特定、血中酸素飽和度の測定などを行い、重症度に応じた最適な治療プランをご提案いたします。発作時には院内での吸入療法にも対応しています。クリニックプラスは24時間LINEから予約が可能です。平日は夜20時まで、土日祝日も診察を行っておりますので、お子さまの咳が気になるときにも受診しやすい環境です。LINEの事前問診にお答えいただくと、スムーズに診察を進められます。