脳卒中
- 頭痛外来
診療内容 頭痛外来
治らない毎日の頭痛で、つらい思いをしていませんか?
その頭痛は、国内で多くの方が発症している緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)の可能性があります。
ここでは、緊張型頭痛の概要から原因、症状、診断方法、治療方法、対処法を解説します。
また、「自分の頭痛の種類がわからない」「放っておいてもよい頭痛?」とお悩みの方に向けて、緊張型頭痛のセルフチェック方法や受診の目安も合わせて解説しますので、参考にしてください。
まず緊張型頭痛とは、どのような頭痛であるのかと、頭痛の種類について解説します。
緊張型頭痛は、一次性頭痛の中で最も一般的なタイプで、世界人口の約38%が経験しているとされています。
日本では、成人の有病率は約20~40%と推計されており、年間有病率は21.7~22.4%程度です。
これらの数字は、緊張型頭痛が一次性頭痛の中で非常に高い割合を占めていることを示しています。
一次性頭痛とは、脳腫瘍や脳出血など他の病気が原因でなく、頭痛自体が主な病態である状態です。
発症のメカニズムは不明な点が多く、首や肩の筋肉のコリ、目の疲れ、精神的なストレスなどが関係するといわれています。
緊張型頭痛の頻度や強度によっては、日常生活に影響を与える可能性があります。
頭痛が続いている方は、適切な管理や治療が必要になることもあるでしょう。
緊張型頭痛には、反復性緊張型頭痛と慢性緊張型頭痛の2種類があります。
慢性緊張型頭痛は、1か月に15日以上の場合です。
反復性緊張型頭痛はさらに次の2種類に分けられます。
稀発反復性緊張型頭痛であれば、日常生活のストレスや疲労による生理的な範囲内であると考えられます。
しかし、頻発反復性緊張型頭痛や慢性緊張型頭痛であれば、日常生活に支障をきたす可能性があるでしょう。
緊張型頭痛の原因ははっきりとしていませんが、長時間のデスクワークなどによる筋肉のコリや目の疲れなどが原因とされています。
例えば、次のような流れで筋肉のコリから頭痛が生じることが考えられます。
ストレスなどの精神的な要因も緊張型頭痛の原因とされています。
精神的な緊張が脳の痛みを調整する機能に影響を与えてしまうのです。
ここでは、緊張型頭痛の特徴的な症状を解説します。
セルフチェック方法も解説しますので、自分が緊張型頭痛に当てはまるかどうかの参考にしましょう。
緊張型頭痛の特徴的な症状は、「頭を締め付けられるような痛み」や「帽子を被せられた圧迫されるような痛み」です。
ほかにも、めまいや吐き気が生じることもあります。
痛みは片頭痛ほど強くはないですが、慢性化しやすいのが特徴です。
以下の項目2つ以上に加えて「吐くことはない」に該当した場合、前述した緊張型頭痛のいずれかに該当する可能性があります。
緊張型頭痛の診断はセルフチェックの内容に加えて、次のようなより詳細な状況の確認を行います。
そのため、受診の前に「頭痛がどれくらい続いたか」「何をすれば頭痛が緩和したか」「頭痛以外の症状はあったか」などをメモしておくと診察の助けになるでしょう。
強い頭痛が現れる時や頻度が高い時は、痛みを和らげる鎮痛剤による治療がメインになり、飲むタイミングを適切に保つことが重要です。
というのも、患者さんが「痛くなるかもしれない」といった不安感から鎮痛剤を頻繁に飲みすぎ、薬物乱用頭痛(やくぶつらんようずつう)が起きてしまう可能性があるためです。
適切なタイミングで内服できるように、頭痛の時間帯や様子を記載する頭痛ダイアリーの記載をおすすめすることがあるかもしれません。
筋肉の緊張を和らげる薬による予防的な治療を行うこともあります。
薬による治療だけでなく、肩や首、肩甲骨などの筋肉のコリを和らげることも大切です。
次の対処法を参考にして、緊張型頭痛の原因を取り除きましょう。
受診の目安は次のとおりです。
頭痛の内容によっては緊急性が高い場合があります。
次のような普段とは違う症状が出ている場合は受診を検討しましょう。
頭痛を診断する場合、患者さんのお話が最も重要になってきます。
事前問診の内容に加えて、必要な情報を細かく伺っていきます。
頭痛の原因として、片頭痛や緊張型頭痛以外の重篤な病気が隠れていないか、診察を行います。
この時点で、髄膜炎や脳出血などの重篤な病気が疑われた場合には、すぐに専門の医療機関を紹介いたします。
特に検査が必要になることは少ないです。重症度にあった飲み薬の治療を開始していきます。
頭痛を繰り返すような方は、定期的な通院も必要になります。
頭痛でお悩みの方は、我慢をせずに受診しましょう。
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