- 皮膚科
- 自費診療
イソトレチノイン(アクネトレント)
コラム
ケミカルピーリングは、薬剤を肌に塗布して古い角質を溶かし、皮膚のターンオーバーを促す治療です。中でも「サリチル酸マクロゴールピーリング」は、サリチル酸(BHA)をマクロゴールという基材に溶かした薬剤を用いる方法です。マクロゴールを基材にすることで酸の浸透が角質層にとどまり、副作用を抑えながらしっかりとピーリングができる、比較的新しいピーリング方法です。
サリチル酸には角質を軟化・溶解させる作用があります。肌の表面に薬剤を数分間塗布すると、古くなった角質が取れ、毛穴に詰まった皮脂や角栓も一緒に除去されます。
また、施術を繰り返すことで真皮のコラーゲンやエラスチンの産生が促され、肌のハリや質感の改善も期待できます。皮脂腺から血中への薬剤の移行がほとんどないため、全身への影響を抑えながら施術できる点も特徴です。
ニキビの原因となる毛穴の詰まりを解消することで、新たなニキビができにくい肌質へと導きます。ニキビ跡の色素沈着やクレーター状の凹凸、毛穴の開き、キメの乱れなど、ニキビによる二次的な肌トラブルの改善にも用いられます。
また、表皮のターンオーバーが整うことで、くすみが目立ちにくくなり、日光性色素斑・肝斑・そばかすといったシミにも効果が期待できます。真皮の浅い部位のコラーゲン産生を促すことから、小じわの改善にも用いられる治療です。
薬剤を患部に数分間塗布し、その後拭き取る施術です。その後、お顔にはRegenSkin(リジェンスキン)のSRSマスクパックセルフィットプラスでパックをし、お顔以外の部位はビタミンCローションを塗布します。
このSRSマスクパックには、肌の修復をサポートする成長因子や保湿成分が配合されています。薬剤塗布後のデリケートな肌を素早く鎮静し、潤いを与えることで、施術後の肌トラブルを防ぎ健やかな状態へと整えます。
施術後は、お手持ちの化粧水や日焼け止めの使用をお勧めします。
1回でも変化を感じる方もいますが、4週間に1回程度のペースで4〜6回ほど受けていただくと、より効果を実感しやすくなります。高濃度の薬剤を使用するため、施術と施術の間は4週間程度あけていただく必要があります。
施術前
施術の3日前からは、トレチノインやディフェリンゲル、ベピオゲルなど、ピーリング作用のある外用薬の使用は中止してください。2日前からは施術部位の毛剃りをお控えください。前日はピールオフタイプのパックやマッサージも行わないようお願いします。
当日はお化粧を落とした状態でご来院ください。
施術後
当日はできるだけお化粧をお控えください(翌日からは可能です)。
数日間はスクラブ入りのマッサージクリームなど刺激の強いものの使用は控え、保湿と紫外線対策を普段以上に心がけてください。
ダウンタイムはほとんどなく、副作用の頻度も低い治療ですが、施術後に一時的な赤みが出ることがあります。通常は翌日には落ち着きますが、赤みや痛みが続く場合は当院までご連絡ください。
まれに、皮膚の乾燥やかゆみ、皮むけ、一時的なニキビの悪化がみられることがあります。
以下に該当する方は、施術をお受けいただけません。
・アスピリン喘息の方
・口唇ヘルペスがある方
・日焼け直後の方(施術まで2週間はあけてください)
・妊娠中の方
サリチル酸マクロゴールピーリングは国内未承認の薬剤を用いる治療のため、自費診療(保険適用外)となります。保険診療と自由診療は区別して実施しており、同一の症状に対して両方を併用することはできません。
施術をご希望の方、ご自身の肌状態に合うかご相談されたい方は、診察時に医師までお気軽にお尋ねください。
ケミカルピーリングの料金はこちら。