顔が赤いのは「酒さ」が原因?

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顔が赤いのが気になっている方、「酒さ(酒皶)」という皮膚病かもしれません。酒さの原因や治療法、セルフケアについて解説していきます。

酒さとは

酒さとはどのような疾患なのか解説していきます。

酒さとは

酒さといえば赤ら顔とも言われ、顏に赤みやニキビのような症状が見られる皮膚疾患です。赤みと血管拡張(血管が広がり、細いチリチリとした赤い線が皮膚に透けて見える状態)に加えてほてり感やヒリヒリ感などを伴います。数ヶ月以上に渡って見られる慢性炎症性疾患です。

どんな人に多い?

30~50代の中高年に多く、若い人ではあまり見られません。男性よりも女性に多く、重症例は男性に多いと言われています。

また、白人では人口の数%~10%程度に見られ、白人の方が有色人種に比べて罹患率が高いと考えられています。

酒さの症状

酒さの症状について詳しく見ていきます。

酒さの好発部位

酒さは通常、顔面、特に頬や眉間、鼻に症状がでることが多い疾患です。

酒さの段階

酒さは段階的に進行していくことがほとんどです。場合によっては段階を飛ばしてしまうことや、治療により病期が戻ることもあります。

・ステージ1 酒さ前駆期

酒さの初期では顔が赤くなる、ほてる、ということが繰り返されます。体調変化や日焼け、ストレス、アルコール、食事などをきっかけに症状がでることも多いと報告されています。

・ステージ2 血管期

常に顔の赤みがとれない状態です。顔には常に紅斑と毛細血管拡張が見られます。

・ステージ3 炎症性

血管期に続いて見られる状態で、顔の赤みに加え丘疹(きゅうしん)や膿疱(のうほう:俗にいう大人にきび)ができます。

・ステージ4 進行期

鼻が赤く膨らみ変形し、腫瘤(しゅりゅう)が作られていく状態で、男性に多く見られます。

酒さの分類

酒さは4つのタイプに分類されます。

①   紅斑毛細血管拡張型(第1度酒さ)

鼻や眉間、頬などが一時的に赤くなります。徐々に赤みは持続性のものとなり、毛細血管拡張を伴うようになります。気温差や飲酒などで悪化がみられ、かゆみ、ほてり感などの自覚症状がみられます。

②   丘疹膿疱型(第2度酒さ)

赤みは顔全体に広がり、丘疹や膿を伴う発疹が、ニキビ(ざ瘡)のように毛穴からでてきます。

③   瘤腫型・鼻瘤(第3度酒さ)

丘疹が融合して腫瘤状になります。皮脂腺が過剰に増殖したためともいわれ、鼻が大きくなり凹凸不整、団子鼻ともよばれます。酒さは女性に多いといわれますが、鼻瘤は圧倒的に男性が多いのも特徴です。

④   眼型

眼の周りが腫れる、角膜炎や結膜炎といった症状が見られます。皮膚症状もあるケースが大半ですが、2割では皮膚症状がでないともいわれています。

酒さの原因

酒さの原因ははっきりしていませんが、悪化因子とされている要因はあります。

原因は不明

原因は判明していませんが、病変部位には自然免疫に関する物質が発現しています。日光や高気温・低気温などの外部環境、精神的ストレスや食べ物などによる体の内部環境、さまざまな要因が重なって発症すると考えられています。

悪化原因がある

過度に日光にさらされること、飲酒、刺激物の摂取、精神的ストレスなどが悪化因子になるといわれています。また、肝機能障害がある場合も悪化要因になります。

酒さの診断

酒さの診断のために特別な診断や検査はありません。特徴的な見ためから酒さの診断をしていきます。

特徴的な見ため

酒さの特徴的な見ためは下記に示す通りですが、これらのなかで1つもしくはそれ以上が当てはまる場合に酒さを考えます。

  • 首や顔が一時的に赤くなる状態を繰り返す(一過性紅斑、ほてり)
  • 顔の特定の部分が赤くなり、ほてった状態が続く(持続性紅斑)
  • 繰り返し、顔ににきびのようなぽつぽつ(丘疹)や膿疱ができる
  • 毛細血管拡張症(血管が皮膚に透けて見える状態)

酒さに似た皮膚病

ステロイド外用を長期間続けることで酒さに似た、酒さ様皮膚炎を引き起こすことがあります。ステロイド誘発性皮膚炎、口囲皮膚炎ともいいます。

不適切なステロイドの使用により引き起こされ、薬を使った部位に毛細血管拡張や紅斑、丘疹などが見られる状態です。治療はまず、ステロイドの中止から始めますが、リバウンドが起きてしまうこともあるため医師と相談しながら治療にあたってください。

酒さの治療

酒さの分類により適用される治療法が異なります。また、推奨される治療のなかには保険適用外のものもあり、詳しい治療方針については医療機関で相談して納得した上で、治療を受けるようにしてください。

塗り薬

以前から保険適用である外用薬としてはイオウカンフルローションがあります。また、これまでの研究で有効性が示されているメトロニダゾール外用(商品名:ロゼックスゲル)が新たに保険適用となり、ガイドラインでは第2度酒さに対して強く推奨されています。

そのほか保険適用外にはなりますが、アゼライン酸が外用薬として用いられることがあります。

飲み薬

ドキシサイクリンやミノサイクリン、テトラサイクリンといった抗生物質が処方されることがあります。漢方薬が用いられることもあり、桂枝茯苓丸、温清飲などが知られています。

レーザー治療など

パルス色素レーザーやYAGレーザー、炭酸ガスレーザーなどが酒さの治療として用いられています。パルス色素レーザーは毛細血管拡張症に保険適応があることから、第1度酒さ(紅斑毛細血管拡張型酒さ)では保険診療で用いられることがあるかもしれません。

外科的切除

瘤腫型の場合には審美的な効果を期待して、皮膚剥削術や切除術などが考慮されることもあります。

酒さのセルフケア

酒さを避けるためのセルフケアについて説明していきます。

誘因を避ける

代表的な酒さの悪化要因として、紫外線や気候といった「肌へのストレス」が知られています。そのほかにも、「精神的なストレス」も悪化要因として知られていますので、過度なストレスを抱えるのは避けるようにしてください。

また、スパイシーな食事、アルコール、カフェイン、熱い飲物といった食生活も誘因と考えられています。毎日の食事の内容と肌の状態を記録してみましょう。誘因となるものを特定できれば、対策を練ることができます。

スキンケア

酒さの治療においては、自身でのスキンケアも大切です。紫外線や乾燥、寒暖差などは酒さの増悪因子といわれています。日頃から日焼け止めや日傘などを使って紫外線を避け、乾燥を避けるために保湿剤を塗り、洗顔料は刺激性の低いものを使うようにしてください。また、洗顔の際には皮膚への刺激を減らすために、手で顔をこするのではなく、洗顔料をよく泡立てて、泡を転がして洗うようにしましょう。

クリニックプラスでの酒さの診療の流れ

①問診

症状などの病歴について話を聞きます。LINEの事前問診にお答えいただくと、診療がスムーズに行われます。

②診察

患部の診察を行います。皮膚疾患の診断は視診が重要です。医師が丁寧に診察を行っていきます。

③治療

外用薬や内服薬を用いて治療を行っていくと同時に、症状を増悪させないための生活指導も行っていきます。

酒さは、定期的な通院が重要です。クリニックプラスは、日々お忙しい方でも通院しやすいように、事前LINE問診や、事前クレジットカード決済システムなど、テクノロジーを活用することで待ち時間を少しでも短くする取り組みを行っています。酒さでお困りの方は、是非一度ご相談にいらしてください。

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