ピアスの穴開け(ピアッシング)は、ご自身で行うこともできますが、希望の位置に穴を開けられなかったり、傷が大きくなってしまったり、出血が止まらなかったりといった、トラブルのリスクがあります。
また、不適切なアフターケアによって、ピアスホールが炎症を起こしてしまったり、感染してしまったりするケースもあります。
ピアッシングは医療行為ですので、ピアスホールは医療機関で開けるようにしましょう。
当院でのピアッシング
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医療用のピアスガンを使用しています。手動のピアッサーに比べて針の刺さるスピードが速いので、痛みが少なく、穴をまっすぐ開けられることが特徴です。
それでも痛みが不安な方は、痛みを和らげる麻酔テープを事前に貼ることで、さらに痛みを緩和することが可能です。 -
ファーストピアスは滅菌されたものを使用しており、衛生面もご安心いただけます。
いくつかの種類があって、お好きなものを選んでいただけます。
金属アレルギー体質の方でも安心なチタン加工のものもご用意しております。 -
「耳たぶのみ」の施術を行っております。
ボディや軟骨の施術は行っておりませんのでご了承ください。 -
施術は15歳以上から行います。18歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
料金
料金(税込) | ||
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施術料+ファーストピアス(医療用ステンレス) +内服薬(アフターケア用) ※2個で1セットのため、片耳のみでも両耳の料金となりますことをご了承ください |
シルバー/ゴールド /ダイヤモンド |
7,700円 |
チタン | 8,800円 | |
麻酔テープ | 1回 | 550円 |
※別途診察料がかかります
ピアッシング後のケア
ピアッシング後、1週間程度は分泌物が出ることがあります。
入浴の際には耳たぶをシャワーで洗い流すようにします。1週間ほどこの処置を継続します。
なお、ピアッシングで装着した医療用ファーストピアスは、約1か月外さずに過ごしてください。
それ以降であれば、お好きなピアスに交換が可能です。それより前にファーストピアスを外してしまうと、ピアスホールが塞がってしまったり、皮膚を傷付けたり、炎症を起こしたりする可能性があります。
ピアッシング後は、処方された抗生物質の用法・用量を守って内服してください。
ピアッシングの注意点について
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痛みの感じ方には個人差があります。2時間程度ジンジンとした痛みを感じる方もいれば、数日間違和感が残る方もいます。一般的に、痛みは冷やすと和らぎます。
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ファーストピアスのキャッチは固めなので、ピアスを外す際にはご注意ください。衣類などにピアスが引っかからないようご注意ください。特に着替えは慎重に行ってください。
どうしても外れない場合は受診をしてください。その際は、自費の再診料と処置料がかかります。 -
ごくまれに、出血や感染症を起こすことがあります。また、ピアッシングによって気分が悪くなってしまうケースもあります。1~2日経っても軽快しない時は受診をしてください。
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耳たぶの形状や厚み・左右の差・既に開いているピアスホールの位置などによっては、ご希望された位置や角度にピアッシングできない場合があります。
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耳は左右で形や方向が異なるため、左右差が出ることもあります。左右対称にならない事があることをご了承ください。
当院でのピアッシングの流れ
(診察所要時間の目安:10分前後)
①マーキング
ご自身でピアスの穴を開けたい位置にマーキングをしていただき、診察室で医師と最終確認をします。
※マーキングはあくまで目安になります。そこから数mmの誤差が生じることがあります。
②ピアッシング
医師が消毒を行います。
医療用ピアスをピアッサーに装着して、マーキングした部分に当てて、引き金を引いたら、片耳のピアッシングが完了します。(両方に開ける場合、もう片方にも同じ手順でピアッシングを行います)
ピアッシング終了と同時に、医療用ピアスが装着されています。